首都圏におけるスタートアップ・エコシステム構築発展/意見交換会@JICA東京センター
研修生との意見交換会@JICA東京センター
2024年8月末日、JICA東京センターにて、来日中の研修生との意見交換会をしてきました。
「途上国と日本のビジネス協業や日本人の途上国へのビジネス展開についての意見交換会」ということで、簡単にいうと、途上国で起業したい/ビジネス展開したい人とそんな人を誘致したいっていう人が顔を合わせる場です。
簡単に自己紹介・事業紹介をさせて頂いたあとにグループディスカッションへ。
私のグループは、ウガンダ、ナイジェリア、エジプト、メキシコからの研修生と同じでした。
「研修生」と一言でいっても決して学生ではなく、各国の政府関係者が来日しているのではじめこそ緊張感はありましたが、私のグループはアフリカ勢が多かったせいか、和気あいあいとした雰囲気で色々な議論をさせて頂きました。事前に希望を聞いて頂けたので、ウガンダを中心とした馴染み深い国の方々とお話ができたのが非常によかったです。
意見交換会への参加理由
JICA海外協力隊OV(OB・OGの総称で、Old Volunteerの略)の一人として、今回の意見交換会のお知らせを頂いたのですが、アフリカへ事業展開をする上での関係性づくりと情報収集ができれば…との思いで参加をさせて頂きました。
現在、東京を拠点に株式会社NeBonga(ネボンガ)という制作会社を経営しておりますが、2024年9月で2期目を迎え、年明け以降にウガンダをはじめとした東アフリカへの事業展開を検討しております。
元々2年間赴任していた国とはいえ、ボランティアではなくビジネスとして参入するには不安なことが多く、特に法的な手続きに関しては、ネット上にも情報がありません。ウガンダの関係者とパートナー関係ができれば、また世界第2位の映画産業を誇るナイジェリアとも接点を作れれば、いろんな世界が広がるかもしれない!と直感で思い参加に至りました。
参加してみた感想
そして、参加してみた感想は、グループディスカッションは30分と非常に短いもので、時間が足りなかった…というのが正直な感想でしたが、各国のコンテンツ産業の取り組みやスタートアップのエコシステム構築の戦略・関係企業への誘致などの話を伺うことができ、大変勉強になりました。
当初、ウガンダを起点として東アフリカへの事業展開を考えていましたが、競合が多すぎて参入市場としてまったく想定していなかったナイジェリアの方からのアドバイス・ご提案が非常にタメになりました。会の終わりに、「ためらわずに、今すぐやれ!」と笑顔で固く握手してくれたのが、とても印象的でした。
JICA海外協力隊として派遣されていたウガンダから帰国して丸8年が過ぎました。
こうやって、今でもJICAと、アフリカと、ウガンダと関われることが何より嬉しく、8年間ためていたウガンダへの想いをやっと解放できそうで、ワクワクしています。
<訪問先>
JICA東京センター
<アクセス>
京王新線 幡ヶ谷駅下車(南口出口)徒歩8分
地下鉄千代田線・小田急線 代々木上原駅下車(北口1出口)徒歩12分